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兵庫県内で発生している猫などの動物虐待事件まとめ

  • 神戸市北区と姫路エリアに集中(距離50km、車で1時間)
  • 兵庫県内には栄えている尼崎市、西宮市、神戸市中央区などもあるが上記の2地域以外は、ほぼ発生なし
  • 2日連続で紐で首を吊るされた猫の死体や、等間隔で頭部が潰れた子猫4匹など人為的な事件がある
  • 神戸市北区では23年、24年、25年、3年連続で6月に猫やハトの死体が発見されている
  • 姫路では連続性が非常に顕著
なおえもん

まいど、なおえもんやで

兵庫県で起きている動物虐待事件について、詳細なタイムラインをまとめました。2010年以降、兵庫県内の神戸市北区と姫路エリアを中心に、猫やハトの頭部切断など猟奇的な殺傷事件が断続的に発生しています。

距離にして約50km、車で1時間程度の範囲内で、兵庫県内には尼崎市、西宮市、神戸市中央区など栄えている地域もあるにも関わらず、上記の2地域以外では、ほぼ発生していません。

2010年の動物虐待事件

2010/11/02
【加古川】小学校花壇で頭部のないネコを発見
午前8時10分頃、加古川市内の小学校花壇で5年生の児童が頭部のないネコの死骸を発見。遺体は全長約20cm、首から右側が刃物で切断されており、血痕はほとんどなかった。死亡推定時刻は2~3日前とされる(出典)

2012年の動物虐待事件

2012/05/10
【加古川】右首周辺を刃物で切られた雑種ネコを発見
午前6時頃、加古川市尾上町養田で高齢女性が右首周辺を刃物で切られた雑種ネコ(約10cmの切り傷)が死亡しているのを発見(出典)
2012/05/17
【加古川】腹をえぐられたネコ2匹を発見
加古川町備後・寺家町で腹をえぐられたネコ2匹が見つかる。2例の遺体はともに胸から後脚まで「アジの開き状」に切り裂かれていた(出典)
2012/05/23
【高砂】切断された猫の頭が玄関先に
高砂市荒井町小松原で黒いネコの頭部のみが玄関先で発見(胴体は不明)(出典)
2012/05/24
【加古川】首から上部を切断されたキジバトを発見
午後、加古川市加古川町木村の民家庭で首から上部を切断されたキジバト(ハト)の死骸が見つかる(出典)
2012/05/27
【高砂】右後ろ足のない猫を発見
高砂市高砂町鍵町の民家の庭で右後ろ足のない猫を発見(出典)
2012/06/13
【加古川】駐車場で腹部を切られた猫を発見
加古川市加古川町寺家町の駐車場で腹部を切られた猫を発見(出典)
2012/06/17
【加古川】マンション駐車場に切断された猫の上半身
加古川市加古川町平野町のマンション駐車場に切断された猫の上半身を発見(出典)
2012/06/28
【加古川】猫の頭部と下半身が別々に発見
加古川市加古川町木村の草むらで猫の頭部、25m離れた場所で下半身を発見(出典)
2012/05/10~27
【加古川・高砂】動物の死骸6体が相次いで発見される連続事件
5月10日から27日までの間に、加古川市と高砂市で動物の死骸6体が半径2キロ圏内で相次いで発見(出典)
この連続事件について、一部の報道では「アライグマの犯行と断定され、専従捜査班が解散された」と報じられたが、これは事実ではなかった。加古川署が正式に見解を示している。

「アライグマの歯の痕と断定したわけではなく、アライグマがやったと決め付けてもいない。捜査班も解散していない」と報道を訂正した上で、死骸に何らかの動物の歯の痕があったということを明かした。

なおえもん

2012年の連続事件は、その密度と残忍さで大きな社会問題になったんや

2015年の動物虐待事件

2015/06/14
【西宮】首が切断された子猫の死骸を発見
兵庫県西宮市高須町の市営住宅敷地内で、自治会長の男性が首が切断された子猫の死骸を発見し通報。子猫の首は切断され、頭部と胴体が植え込みに置かれていた
2015/08/22
【姫路】頭部のない猫の死骸が見つかる
午前7時半ごろ、兵庫県姫路市西延末の遊歩道で通行人の男性が頭のない猫の死骸を発見。生後5~6カ月の雄で、鋭利な刃物で切断されたとみられる。腐敗は進んでいなかった(出典)

2017年の動物虐待事件

2017/03/16
【姫路】頭部付近から出血した猫を発見
午後3時5分頃、姫路市御国野町西御着付近の路上側溝で、頭部付近から出血した猫の死体を発見(出典)
2017/06/24
【姫路】雌猫の下半身がプランターに埋められる
姫路市飾磨区恵美酒の民家の前に置いてあるプランターに、生後2か月に満たない雌猫の下半身が埋められていた(出典)
2017/07/16
【姫路】背中を切られた猫を発見
背中を4センチ切られた猫を男性が発見。生存していたが、内臓がはみ出している状態だった(出典)

2018年の動物虐待事件

2018/03/22
【姫路】上半身のない猫を発見
午前7時30分頃、姫路市白浜町宇佐崎北3丁目の駐車場内において、上半身のない猫の死体を発見
2018/06/15
【姫路】頭部のない猫を発見
午前7時頃、姫路市飾磨区英賀清水町3丁目付近の民家敷地内において、頭部のない猫の死体を発見
2018/09/03
【姫路】頭部のない猫を発見
午前9時頃、姫路市飾磨区阿成下垣内1279番地の公園内において、頭部のない猫の死体を発見
2018/11/25
【姫路】上半身のみの猫を発見
午前9時30分頃、姫路市的形町的形付近で上半身のみの猫の死体を発見
2018/12/26
【姫路】身体の一部のない猫を発見
午前10時30分頃、姫路市白浜町灘浜で身体の一部のない猫の死体を発見

2019年の動物虐待事件

2019/01/03
【姫路】頭部のない鳩を発見
午前10時38分頃、姫路市飾磨区上野田6丁目の路上において、頭部のない鳩の死体を発見
2019/01/05
【姫路】頭部のない鳩を発見
午前11時頃、姫路市飾磨区上野田6丁目の民家敷地内において、頭部のない鳩の死体を発見
2019/01/06
【姫路】頭部のない鳩を発見
午後4時20分頃、姫路市飾磨区付城2丁目の路上において、頭部のない鳩の死体を発見
2019/01/07
【姫路】腹が裂かれた猫を発見
午前7時半ごろ姫路市飾磨区妻鹿の小学校脇の市道において、腹が裂かれた猫の死体を発見。猫は腹部を切られ、内臓がほとんど取り出された状態。死後4~5日経過(出典)
2019/01/10
【姫路】尻がない猫を発見
午前7時19分頃、姫路市東延末2丁目において尻がない猫の死体を発見。約5メートル離れた植え込みに猫の尻尾があった
2019/01/31
【姫路】猫の頭部を発見
午後4時50分頃、姫路市余部区上余部付近の路上において、猫の頭部を発見
2019/04/13
【神戸北】首にひもを結びつけられたネコの死体を発見
神戸市北区緑町4丁目の集合住宅敷地内で、首にひもを結びつけられたネコの死体が発見。首輪はなく、なぜかひもが巻かれていた
2019年1月の異常な連続発生
2019年1月には3日、5日、6日、7日、10日と僅か8日間で5件が集中発生。このような短期間での連続発生は極めて異常であり、計画的な犯行を強く示唆している。
なおえもん

2019年は特に姫路で集中的に事件が起きてるのが分かるな

2021年の動物虐待事件

2021/05/14
【神戸兵庫区】切断された猫の脚を発見
神戸市兵庫区のマンション敷地内で切断された猫の脚が発見(出典)
2021/05/27
【神戸兵庫区】頭部などが無い猫の死骸を発見
午後3時ごろ、神戸市兵庫区の駐車場で頭部と脚、それにしっぽが無い猫の死骸を付近にいた小学生が発見。死後1週間ほど経ち腐敗が進んでいて、人為的に刃物で切られた可能性(出典)
2021/10/25
【丹波】柏原中学校で頭部のないネコの死骸を発見
丹波市柏原町の柏原中学校で、頭部のないネコの死骸が発見。県警丹波署が人為的な切断の可能性も視野に捜査

2022年の動物虐待事件

2022/05/10~27
【加古川・高砂】猫やハト6件の虐待事件
加古川市と高砂市で、猫やハトが首や脚を切られるなどして死んでいるのが6件発見。いずれも半径2キロの範囲に集中
2022/06/13
【加古川】刃物で腹を切られた猫を発見
午前7時半ごろ、加古川市加古川町寺家町の駐車場で、猫が刃物で腹を切られて死んでいるのを発見。切り傷はおよそ3センチで、周囲に目立った血の痕は残っておらず、別の場所で殺したあと放置した疑い

2023年の動物虐待事件

2023/05/24
【姫路】頭部のない猫(福崎で一回目)
午前9時頃、神崎郡福崎町(姫路市まで25分)の空き地において頭部のない猫の死体を発見。頭部は鋭利な刃物のようなもので切断されており、頭部切断前にすでに死亡(出典)
2023/06/13
【神戸北】頭部が潰れた子猫4体(北区で1回目)
午前8時半頃、神戸市北区の鵯越墓園敷地内(車道上)で、頭部が潰れたネコの死骸4体が等間隔に並べられているのが発見。1時間ほど前には現場に死骸はなかったという(出典)
2023/06/18
【姫路】畑の中から猫の頭部
午前11時半ごろ姫路市飾磨区中島の畑で作業中の男性が土の中から猫の頭部を見つけ通報。獣医師の鑑定により、刃物のようなもので頭部が切断された可能性が高い(出典)
2024年(日付不明)
【姫路】畑に埋められた生後2~3ヶ月の子猫の頭部
姫路市飾磨区中島の畑に埋められた生後2~3ヶ月の子猫の頭部が発見される(出典)
2023/07/03
【姫路】頭部のない猫(福崎で2回目)
午前9時5分ごろ、兵庫県神崎郡福崎町西田原の路上で頭部のない猫の死体を発見。頭部は鋭利な刃物で切断され複数の骨折の痕あり。周辺で猫のものと見られる血痕があり、人為的に頭部が切断された可能性。5/24の現場から1キロ(出典)
2023/08/06
【姫路】頭部切断された猫の死骸を発見
午前9時ごろ、兵庫県姫路市網干区大江島の公園内で頭部が切断された猫の死骸を発見。子猫とみられ、頭部と胴体は約16メートル離れた場所で発見。5日夜から6日未明にかけて置かれたとされる(出典)
2023/08/09
【神戸西区】頭部としっぽのないネコの死骸
午前8時35分頃、神戸市西区櫨谷町池谷の歩道で、白毛のネコ1匹の遺体が見つかる。遺体は頭部と尾がなく(頭は未発見)、体長約40cm。切断面から人為的な切断の可能性が高い(出典)
2023/08/25
【明石】神社に頭部のないネコの死骸を発見
午後4時40分ごろ、兵庫県明石市朝霧南町4の神社の鳥居のすぐ近くで首のないネコの死骸を発見。体長約40センチで、毛並みは茶色と白色と黒色。周辺に血痕などはなく、獣医師による診断の結果、人為的に切断された可能性が高い
2023/09/11
【姫路近辺】上半身のない猫を発見
午後8時20分頃、姫路近辺の揖保郡太子町の民家敷地内において、上半身のない猫の死体を発見(出典)
2023/12/13
【姫路】紐で首を吊った状態の猫を発見
姫路市内で、ひも状のもので首を絞められたネコの死骸が見つかる(出典)
2023/12/14
【高砂】首に紐が巻かれた猫を発見
午前10時20分頃、高砂市伊保崎(空き家敷地内)で首にひもが巻かれたネコの遺体が発見。遺体には腹部以下がなく、ネコのものと思われる足が現場に落ちていた(出典)
2023年の計画性を示す特徴的事件
6月13日に等間隔で頭部が潰れた子猫4体が並べられた事件、12月13日と14日の2日連続で首に紐を巻かれた猫の発見など、明らかに計画的で人為的な事件が多発。これらの手口は単なる動物虐待を超えた、極めて異常な犯行パターンを示している。
なおえもん

2023年以降は事件の手口がより計画的になってる感じがするな

2024年の動物虐待事件

2024/06/23
【神戸北】首のない猫の死骸を発見(北区で2回目)
午前8時頃、神戸市北区ひよどり台南町2丁目の歩道上で、男性から「首のないネコの死骸がある」と110番があった。遺体は体長約40cmの茶色毛のネコで頭部は発見されていない。切断面は直線的で、人為的に刃物で切断された可能性が高い(出典)
神戸市北区での異常な連続性
神戸市北区では2023年、2024年、2025年と3年連続で6月に猫やハトの死体が発見されており、極めて高い連続性を示している。このような規則的なパターンは偶然では説明できない。

2025年の動物虐待事件

2025/06/18
【神戸北】頭部のないハトの死骸を発見(北区で3回目)
午前8時過ぎ、神戸市北区の市立中学校正門付近で男性教員が「首のないハトの死骸」を発見し通報。遺体はハト1羽分で、羽根や羽毛に食いちぎられたような傷はなく、脚を切断した痕も認められた(出典)
2025/07/26
【神戸中央区】頭部ないハトの死骸がマンション鉄柵に刺さった状態で発見
午後8時前、神戸市中央区内のマンション3階共用部分で、住人女性が胴体を鉄柵に突き刺されている頭部のないハトの死骸を発見し交番に届けた。県警葺合署が依頼した獣医師の鑑定で、人為的に刃物で切断された疑いが極めて強いと判明(出典)
事件の地域的集中性
これらの事件は神戸市北区と姫路エリア(距離50km、車で1時間の範囲)に極度に集中している。兵庫県内には尼崎市、西宮市、神戸市中央区など栄えている地域もあるが、上記の2地域以外では、ほぼ発生していない。
なおえもん

これだけ長期間、広範囲で起きてるとは思わんかった…

兵庫県の対策

動物虐待事件の増加を受け、兵庫県では独自の対策が進められています。
アニマルポリス・ホットライン
兵庫県警が全国初で設置した動物虐待事案専用相談電話。殺人などの重要凶悪事件の前兆事案となりうる動物殺傷事案へ対応するため、県民からの情報を一元的に集約している。
どうぶつ弁護団
兵庫県伊丹市に本部を置くNPO法人。弁護士や獣医師で構成され、動物虐待事件の刑事告発を専門に行う日本初の組織。Web情報提供窓口を設置し、警察への告発状提出などを行っている。
2012年の連続事件では加古川署が専従捜査班を設置し、本格的な捜査体制を敷きました。住民からは「毎月のように事件が起きて不気味。早く犯人が捕まってほしい」という声が上がっており、1997年の神戸連続児童殺傷事件との関連を懸念する声も多く聞かれます。
なおえもん

対策は進んでるけど、まだ根本解決には至ってないのが現状やな

まとめ

2010年以降の兵庫県における動物虐待事件は、その地域的集中性と計画性において極めて異常な特徴を示しています。

神戸市北区と姫路エリアへの極度な集中、3年連続での6月発生パターン、等間隔で並べられた子猫4匹、連日での首吊り事件など、明らかに組織的で冷静な犯行が確認されています。特に2019年1月の8日間で5件、2023年12月の連日発生など、異常な頻度での連続発生は偶然では説明できません。

兵庫県警の「アニマルポリス・ホットライン」設置など対策は進められているものの、事件は現在も続いており、動物虐待が人間への暴力犯罪にエスカレートする前兆である可能性を考えると、一日も早い解決が求められます。

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