なおえもん
まいど、なおえもんやで
結局これは「境界性人格障害の対処法」でもあるので参考になれば幸いです。
ちなみにこれは私の経験談であり、相手は「病識のないひどい状態の境界性人格障害者」を前提とした記事です。
もくじ
遠慮しない
境界性人格障害の元カノと出会った頃、私は人格障害の存在など知らなかったため彼女をまともな人間として扱い、配慮をしたり遠慮をしていました。しかしそれは間違いであったと後々に気付くことになりました。
境界性人格障害者に遠慮や配慮をした所で付け上がらせてしまい、向こうの言いたい放題になるだけでした。初見殺しもいいところです。
境界性人格障害者と付き合っているとマインドコントロールを受け威圧されたり、脅迫され、自分の言いたいことも言えなくなります。
それに怖気づいて黙り込んでしまう事は逆効果なのだと私は学習しました。
もし過去に戻れるのならば私は境界性人格障害者には配慮や遠慮をしません。
- 遠慮しない
- 配慮しない
- 気を配らない
ワガママを受け入れない
前項と同様ですが「ワガママを受け入れない」という事も私が学んだ対処法です。境界性人格障害者は難癖をつけて、自分のワガママを通させてくれる様に状況をコントロールしてきますが、ここで絶対に甘やかしません。
ワガママを受け入れてしまうと、途端に「あれも、これも」と図に乗って自分のテリトリーをまたたく間に広げていきます。
気が付いたらすべてを支配され、本人の意見はすべて通すが、私の意思は全く通らないという不平等な関係になっていました。
この事から境界性人格障害者のワガママは決して受け入れてはいけないという事を私は学びしました。
- 甘やかさない
- 調子に乗らせない
- ワガママを受け入れない
相手にしない
付け上がってしまった境界性人格障害者は、巧妙なマインドコントロールによって被害者の心を支配(対人操作)し、状況のコントロールをも行おうと試みます。「被害者が断れない状況」を作り出した境界性人格障害者は被害者に要求を吹っかけるためにありとあらゆる圧力をかけてきます。
これは他の人格障害者でも同様の事が起こりますが、これに乗せられない事で自分の身を守る事に繋がります。
ここで私が自分の身を守るために行ったことは「相手にしない」事です。
例えば電話やメール(ライン)における「連続圧力攻撃」への対抗策としては無視が一番効果がありました。
被害者は境界性人格障害者を無視できない心理状態に追い込まれていますが、私は我慢に我慢を重ねた結果、耐えきれなくなって返事の頻度を落としていく事を試み成功しました。
最初は「できない」と恐怖に縛られていましたが、徐々に徐々に返事の時間を開けていき、最後は1日に1回や2回の返事に留め「相手に支配する気を起こさせない」様にすることができました。
境界性人格障害者は被害者に要求を飲ませるために何としてでも被害者に「うん」と言わせようとしてきますが、その過程を断つことによって「要求を飲まされない」状況を作ることができたのです。
- 電話(通話)に出ない
- 連絡を減らす
- 無視する
相手の気持ちを考えない。配慮しない。
境界性人格障害は欲の塊であり、自分の事しか考えられないスーパー自己中な人間であるため、相手の気持ちを考えるべきではありませんでした。相手の気持ちを考えたり配慮してしまう人が被害者になりやすいタイプだと思います。
決して境界性人格障害者に対して「思いやりの心」は持つべきではないと思いますし、私は持ちません。
思いやりを持つとその優しさに付け込まれて蹂躙されるからです。
温情をかけない
境界性人格障害者が要求を突きつける際には泣き落としを使ってくる事もありますが、一切の温情をかけてはなりません。温情をかけてやることによって「少しは私の気持ちを理解したり、話を聞いてくれるようになるかも?」なんて淡い期待をしがちですが、境界性人格障害者はそんなに甘くはありませんでした。
温情をかけてもさらなる温情を要求し、ワガママを押し通してくるだけで何の解決にもなりません。
むしろ状況が悪化する事につながります。
脅しにビビらない
境界性人格障害者は被害者に要求を突き付け、心理的に支配するためにあらゆる脅迫手段を使ってきます。それは「自殺する」であったり、私の場合は「売春する」「他の男を見つける」「別れる」など様々です。
私はこの脅しに対してビビっていた期間が10年以上に及びましたが、別れ際にはこの脅しが完全なる嘘であることを見抜きました。
というのも境界性人格障害者は相手をコントロールするために何でもかんでも口からでまかせを言っているだけであって、実際に実行する気はほとんどありません。
それを実行してしまうと自分の支配が効かなくなる事がわかっているのか「やるぞやるぞ」と息巻いてる割には全く実行に移しませんでした。
境界性人格障害における初見の人にアドバイスするとすれば、彼らは実行はしないが衝動性が非常に高いため感情を刺激するような対応をしてしまうと実際に実行に移る恐れがあります。
私の場合は刺激せず、淡々と反論するとことは反論や拒否をし、あとは脅しに対しては無言、無視を貫いていました。
ここで「やれないんだろ?やってみろよ」なんて煽る言葉を投げたら実際に実行に移されるかもしれません。
刺激しない限りは大丈夫ですが、無視が貫けないからと言って少しでも相手をしてしまうと相手のペースに飲まれてしまいます。
それは結局、脅迫にビビって譲歩してしまう、搾取されてしまうということになりかねません。
距離を置いて完全なる無視を貫ける状況を少しずつ作っていく事が大切です。
謙虚に、真面目に、誠実に対応しない
境界性人格障害の彼女と付き合い始めた頃、私は非常に謙虚に、真面目に、誠実すぎる対応をしていました。嫌われない為であったり、好かれる為でしたが、これは大間違いでした。
この様な対応をしたことによって境界性人格障害の彼女は甘ったれてしまいました。
私に対してどんな無礼な事をしても許されると思わせてしまったし、それでも真面目に要求を聞いてくれる都合の良い人間なのだと勘違いさせてしまいました。
出会った頃から真面目に対応しない、要求を聞き流すという高度なスキルがあれば私は被害を受けること無く運命は大きく変わっていたでしょう。
- いちいち真面目に相手しない
- 通話やラインは律儀に反応しない
譲らない
境界性人格障害者は自己中心的であり、要求を突きつけ、それを通すことしか頭にありません。そのため相手を全く尊重せず、自分の意見ばかりを通そうとしたり、本来ならば譲るべき所も絶対に譲らず、被害者を困らせることが多々あります。
特にわがまま放題を言える環境を作ってしまい、勘違いが進行した境界性人格障害者においては正常な関係に戻すことは困難を極めます。
私はずっと彼女に押され、自分の意見はすべて却下され意見をすべて飲まされていましたが、ある日我慢が限界を越え「頑なに譲らない」というスキルを身に着けました。
境界性人格障害の被害に遭う方は気が弱く「譲らされるタイプ」の性格を持っている人が多いですが、私はそこを乗り越える事ができました。
絶対に譲らない事によって境界性人格障害者との間には非常に邪険な空気が漂いますが、それでも私は意思を曲げずに貫き通すようになりました。
その結果、自分の意見がそこそこ通るようになりストレスや負担を減らすことができるようになりました。
結局のところ、境界性人格障害者はワガママを通したいだけであり、信念やきちんとした考えや道理などは全く持っていないのだなと感じました。
信じない
境界性人格障害者は被害者をコントロールするために、ありとあらゆる嘘をついてきます。彼らの言っていることは何一つ信用してはいけません。
「自分の利益のためには他人を欺いても良い」と常に考えているため、万が一にも信用してしまうと痛い目に遭います。
- もうしないから!
- 絶対〇〇するから!
- 絶対に返すから!
- 約束は守るから!
彼らには「誠実さの欠片」さえも無いことを忘れてはなりません。
これは他の人格障害者、例えばDVを行う加害者において「もう暴力は振るわないから!」と取り繕うのと全く同じです。
彼らは反省もしていないため結局は繰り返します。
挑発に乗らない、煽られない
境界性人格障害者は相手をマインドコントロールするためにあらゆる手段を講じて挑発してきます。ここで相手の言い分を気にしたり、挑発に乗って煽り返してしまうと被害者ヅラをされコントロールされやすくなってしまいます。
私がもし出会った頃に戻れるのならばこの様な挑発は完全に無視します。
どれだけ被害を訴えていようが「○○するけどええんやな?」と脅迫されようが相手にしません。
境界性人格障害者は懲りずに何度でも挑発してきますが彼らをまともに相手して良い事は一つもありません。
涼しい顔をして聞き流す事で、心理的にも経済的にも負担が軽くなる日はやがて来ます。
おわりに
これらのノウハウは私が血の代償として得てきたものです。文章として読むのは簡単です。
しかし実際の現場でこれを実行しなければ体得できるものではありません。
自分で悩み、自分で考えることも大切です。
苦悩したり我慢の限界に突き当たらなければ見えないこともあります。
私は長い歳月をかけて境界性人格障害の対処法を自分で学びました。
みなさんの参考になれば幸いです。
17
コメントを残す