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「境界性人格障害ですが、私は彼氏と結婚できませんか?」に回答

境界性人格障害と診断されました。
私は彼氏との結婚を考えていますが彼氏は結婚に及び腰ですし、なんなら別れることも考えているようです。
障害を持った私は治るまで結婚することも、幸せを掴むこともできないのでしょうか。

境界性人格障害者との結婚は患者本人も、被害者である彼氏にとっても大きな問題です。

一般論で言えば境界性人格障害を持っているからと言って結婚できない、というわけではありません。

しかし、まともに病状の改善もしていないまま結婚に進んでしまうと、被害者にとっても患者本人にとっても大きな苦痛と不幸な結果しか招きません。

特に境界性人格障害者という病気はパートナーに対してマインドコントロールを行い、振り回し、迷惑をかけるという特徴があります。

結婚を考えるならば最低でも「相手に迷惑をかけない状態」まで改善してから入籍するのが筋だと思います。

「境界性人格障害が治るかどうかわからないでしょ、そんな長い期間、結婚を待てない」なんて言う患者もいるでしょうが、改善するかどうかは本人の「絶対に治す」という強い意志が大きく関わってきます。

自分の病気に打ち勝つ、克服する意思がないのならば結婚すべきではないし、克服する意思があれば自ずと病状は改善していると思います。

彼氏が別れる事も考えているという事は、相当な問題を引き起こしたり、迷惑をかけているという事です。改善の余地は大幅にあるのではないでしょうか。

また結婚すれば患者と被害者が多くの時間を一緒に過ごす事になります。

もしトラブルが起こって一旦距離を置こうと思っても置きづらい状況にもになります。

これは患者にとっても、被害者にとっても不幸な事です。

患者も被害者も共依存状態が深まり、客観視して冷静に関係性を見直す事はできないでしょう。

さらには境界性人格障害が改善していない状態では激しい喧嘩を引き起こす可能性があります。

最悪の場合には激しい自傷行為に発展してしまうかもしれません。

>障害を持った私は治るまで結婚することも、幸せを掴むこともできないのでしょうか。

と言われていますが、結婚すれば幸せになるというものではありません。

結婚はただの契約であり、大切なのは今結婚できる状況なのか、そうでないのかですよね。

結婚というのはお互いに支え合うものであり「おんぶに抱っこ」つまり、相手に甘えるだけでは夫婦関係は成り立ちません。

パートナーが消耗して潰れるだけです。

障害を持っていても幸せになりたいのならば、それなりに、人一倍の努力が必要だと思います。

結婚することによるご自分の「義務」を全うできる状態なのかどうかよく考える必要があるでしょう。

そこに至らないのであれば、頑張って改善していくしか方法はないのではないでしょうか。

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