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解離性障害の特徴と症状

解離性障害の特徴と症状

なおえもん

はろーなおえもんやで
本記事では記憶が無くなったり多重人格になる解離性障害(かいりせいしょうがい)について解説する

解離性障害とは?
  • 記憶を飛ばす、多重人格・副人格が現れる、立てなくなる、歩けなくなる、声が出なくなる
  • 生まれつきストレスに弱い体質(遺伝)の人が、ストレスを回避する為に発症する
  • 幼少期~成人期の虐待、性的暴行などのトラウマ・PTSDを持っている人が解離を引き起こしやすい

この様な症状が解離性障害である。

解離性障害かいりせいしょうがいはどんな病気?どんな症状?

解離性障害は、元々ストレスに弱い気質(体質)を持った人が、大きなストレスに直面するなどして、耐え切れなくなった場合などによく起こる病気。

ストレスに弱い体質の為、すぐに精神崩壊をきたしてしまうので、それを防ごうと体が自動的にその問題(ストレス)を切り離そうとして起こる現象が解離である。

要するに苦痛から逃げる為の心理的な防衛機能。


具体的な症状としては、

「記憶」を切り離してしまい記憶を飛ばして記憶喪失になったり、

「人格」を切り離してしまい解離性同一性障害=いわゆる多重人格になったりする。

解離性障害を持っている人の中には、幼少期に家庭環境が荒れていて、PTSD・トラウマを持っている人も多い。

もちろん、成人後にPTSD・トラウマを抱える事によっても解離性障害は発症する。

また、中には本人が非常識な行動を行い、強く叱られた事によって記憶を飛ばしてしまうケースなども有る。

ひどい場合だと、会社や私生活などで揉め事を抱え、無意識に記憶を飛ばして遠方へ逃げてしまうケースもある。

なおえもん

ストレスに弱く、都合が悪くなったら記憶を飛ばして逃げる事も

解離性障害の原因と要因

解離性障害の要因としては次のような条件を持っている人がかかりやすい。

  • 元々ストレスに弱い・精神的に弱い遺伝子を持っている人
  • 暗示にかかりやすい(被暗示性の強い)人
  • 幼少期~成人期に育児放棄(ネグレクト)や児童虐待・身体的虐待・精神的虐待・性的虐待・性的暴行などのPTSD・トラウマを持っている人

なおえもん

この様な条件を持っている人が解離性障害を引き起こす

解離性障害の種類

解離性同一性障害かいりせいどういつせいしょうがい

解離性同一性障害ってややこしい名前だけど、わかりやすく言えばいわゆる「多重人格」。

「自己の同一性」を保てないから「同一性障害」。

ストレスに弱く、自分を保てない為に、嫌な記憶や感情=人格を分離してしまう。

解離性同一性障害の症状

  1. 気が付いたら知らない場所に居た
  2. 気が付いたら縄で首を絞めていた
  3. 気が付いたらリスカなどの自傷行為をしてた
  4. 気が付いたら自分の記憶に無いことをしてた
  5. 自分がやった記憶に無いのに、他人に「何々してたね」と指摘された
  6. 気が付いたら数時間経っていた、気が付いたら数日経っていた
  7. 気が付いたら課題が終わっていた
  8. 頭の中から妄想的ではない、現実的な話声が聞こえる・自分に話しかけられる

なおえもん

「考えが読み取られてる」「考えが漏れてる」とか「盗聴器が仕掛けられてる」「追われてる」などは統合失調症という別の病気。

解離性健忘かいりせいけんぼう

いわゆる記憶喪失。

ストレスのあった時期の記憶、または関係のない期間も含めて長期の記憶が飛ぶ事もある症状。

記憶は徐々に回復する事が多いが、記憶が所々抜けたまま思い出せない場合も。

記憶が回復しない場合は、病院にて薬を使用しながら思い出す治療、催眠療法等によって記憶を復活させる治療を行う。

解離性遁走かいりせいとんそう

解離性遁走とは、元々ストレスに弱いため、ストレスや苦痛を受けている状況から逃れるために、ある日突然記憶を飛ばした上で失踪して行方不明になるという一連の行動を指す。

記憶の一部、あるいは記憶の全てを思い出す事ができなくなった状態で保護される事もしばしば。

放浪し、遠く離れた山中で偶然発見されて命を取り留めたケースも。

なおえもん

故意でもないし完全に無意識ではないし、ほんと訳のわからん病気

解離性知覚麻痺かいりせいちかくまひ

解離性知覚麻痺は精神的なストレスを回避しようと痛覚・嗅覚・視覚・聴覚・皮膚感覚・温度感覚などの知覚が遮断されてしまい感覚が鈍くなる、または感覚が完全に無くなる症状。

解離性運動障害・転換性障害・身体表現性障害

解離性運動障害・転換性障害・身体表現性障害とは

身体が自動的にストレスを回避しようとして、身体の各器官を動かす命令を遮断してしまう症状。

運動失調・運動麻痺とも呼ばれる。

ストレスによって患者の身体が言う事を聞かなくなり、自動的に発声機能が遮断されたり、運動機能が遮断されて動けなくなったり、あるいは自分の意識までも遮断してしまい、いわゆる昏迷状態(放心状態)の様になったりもする。

  1. 解離性失立:精神的なストレスにより立つ機能が遮断され、立てなくなる症状。
  2. 解離性失歩:精神的なストレスにより歩行機能が遮断され、歩けなくなる症状。
  3. 解離性失声:精神的なストレスにより発声機能が遮断され、喋れなくなる。発声ができなくる症状。
  4. 解離性昏迷:精神的なストレスにより自分の「意識」自体が遮断されてしまい、意識が昏睡状態になる。反応が無くなり呼びかけにも応答しなくなる。
  5. 解離性けいれん:精神的なストレスにより身体が痙攣を起こしてしまう症状
  6. カタレプシー:精神的なストレスにより体が硬くなり、動かなくなること

離人症りじんしょう性障害

離人症性障害も解離性障害の一種とされており、幼少期からの環境の悪さ(PTSD・トラウマ)が原因になっている。

自分が自分でない感覚・何も感じなくなる(感情が無くなる)・現実感が無くなる症状など、独特の世界を体験する。

離人症性障害の症状

  1. 身体が幽体離脱したかの様な感覚になる。
  2. 離れた所から自分を見ているかの様な感覚
  3. 自分の周りが膜に覆われたような感覚
  4. 自分と世界の間に膜があるような感覚
  5. 現実感がない夢の中にいるような感覚
  6. 誰に対しても感情が沸かない
  7. 自分の感情がわからない
  8. 蛇口から水が滴り落ちるような反復的な運動を見るのが楽しく、何時間もその動きを眺めていたりする
  9. 夢を見ている自分をリアルな感覚で認識できている
  10. 夢のなかでもはっきりと意識を保っている
  11. この世界が奇妙に、異様に見える
  12. 実際に起きた事なのか、夢で見たことなのかわからない
  13. 現実感喪失
  14. 生きている感じがしない
  15. 自分の体という実感がない
  16. 宙に浮いているような感覚がある
  17. 自分がテレビの中に居るような感覚(遠い感覚)
  18. 自分や他人が操り人形のように感じられる
  19. 自分が他人に思える
  20. 人や物が大きくなったり小さくなったりする感覚
  21. 人の話を聞いているとその人自身になった様な感覚になってしまう同化現象
  22. 霧の中にいるような感覚
  23. まわりの風景に現実感を感じない
  24. 音が聞こえなくなる、うるさく聞こえる、変な音に聞こえる、脳内で繰り返される等

おわりに

解離性障害を持っている人は

  • かなり特殊な精神・神経構造をしている
  • 脳の構造自体にも異常がある
  • 境界性人格障害を併発している

この様な傾向が多く、境界性人格障害者の脳を研究してみたら前頭前野が通常よりも小さかったという報告があるので、やはり生まれ持った性質であったりする。

この類の病気を持っている人は発達障害が入っている事もよくあるので、気になる人は心理検査(心理テストではない。知能なども検査するかなり時間のかかるテスト)を受けてみるのもいいかもしれない。

なおえもん

「解離性障害」を併発しやすい境界性人格障害の記事はこちら
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