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「境界性人格障害者ですが旦那に逃げられました。別居からどうやってヨリを戻したらいいですか?」に回答

私は20代前半の女性で小さい娘がいます。

支えてくれる夫に甘えた結果、病気に向き合わずにいたため夫が限界になり、一か月前に家を出ていきました

離婚はせずとりあえず距離を置いている状況です。

一ヶ月が経過し戻ってくるか話をしましたが、夫は私の様子を見てまだよりを戻す気はないようです。

再び家族で暮らしたいので、良い方法を教えて頂きたいです。

また、このような場合の別居のいい期間などもアドバイスいただければ幸いです。

まず境界性パーソナリティ障害に向き合わなかったということは病識を持っていないのと同じであり、ひどい状態を続けていたという事になります。

年齢から考えてひどい状態を続けていたのは長くても数年という事になりますが、それでも旦那さんは嫌気が差して家を出ていったわけですね。

実際は嫌気が差すというレベルではない、もっと大きな被害を被ってらっしゃいます。

一ヶ月が経過して話し合いをしても家に戻る事を拒否、延期されたとの事ですが、それは当然のことなのではないかと思いました。

境界性パーソナリティ障害を含む人格障害は一ヶ月という短期で治るものではありません。

短期間で治るとすれば、例えばこのまま旦那さんが離婚に進み、連絡も取れなくなり、月日が経過する毎に後悔が大きくなり、またあなたが他の男性に言い寄られないというような状況であった場合においては、わりと早期に心を入れ替えて治る可能性はあると思います。

しかしながら今の心理状態を文面から察するとまだ危機感を持っておられないようにも見受けられます。

別居から一ヶ月が経過しても何も変わってないでしょうが、その時に旦那さんが家に戻ることを拒否したということは、境界性パーソナリティ障害者によくある「被害者的な考え」や「自己中心的な発言」が見られたという事かもしれません。

もしそれらがなかったら戻るという選択をしたかもしれませんし、「あと○ヶ月したら戻る」など、前向きな回答をすると思います。

しかしそれが無かったということは、何らかの「治ってない兆候」を旦那さんは感じ取ったのではないでしょうか。

そもそも別居に最適な期間はなく、期間で解決すると考えるのは無理があります。

例えば自己愛性パーソナリティ障害ならば問題は認知の歪みだけであったりするので前述の通り、反省する要因があれば短期で心が入れ替わる可能性はあります。

しかし境界性パーソナリティ障害の場合においては認知の歪みに限らず、感情の爆発や衝動性と言った、遺伝的な要因も含まれているため、どこまでそれを制御できるようになったのかという疑問が生じてきます。

境界性パーソナリティ障害は破壊神と呼ばれるほどの破壊性を持ちますし、それによってパートナーである男性がマインドコントロールや対人操作を受けて大変な被害を被る病気です。

性根を据えて掛かる覚悟がなければ克服は難しい病気です。

並みの意識では治りませんし、逆に言えば「絶対に治す」という誰にも負けない強い意志と覚悟さえあれば症状を改善し、再び旦那さんと一緒に暮らすることは可能でしょう。

境界性パーソナリティ障害は多くの面において改善が必要な病気であるため、相当な時間もかかります。

ご自分でも理解されているようですが、旦那さんの気持ちに甘えようとせず、自分のためにもお子さんのためにも頑張って下さい。

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